J様邸・吹付断熱

「晴海ヶ丘」J様邸の現場です。室内の吹付け断熱工事が進んでいます。硬質ウレタンフォームを水で発泡させ、家中を隙間なくすっぼり覆ってしまう断熱工法です。

無数の細かい連続気泡で構成された硬質ウレタンフォームの特性を大いに発揮し、グラスウール10kの約1.5倍の断熱効果を持っています。壁体内の結露を抑制する効果もあり、建物の耐久性を高めます。

棟札は、ウレタンフォームの吹付工事の後に、一番高い位置にある棟木に取り付けました。余談ですが、古い寺社などの棟札は建築の記録としてだけでなく、その地域の歴史や文化に関する重要な歴史的資料として文化財に指定されているものもあるそうです。日本最古の棟札と言われているのは岩手県中尊寺の棟札で、今から約900年も前のものだそうです。

床材の施工が始まりました。フローリングはお施主様のセレクトで黒に近い風合いでシックな雰囲気を演出しています。