M様邸外壁下地、施工
棟札の向こうに、淡路島の清々しい秋の空が広がっています。現場では外壁の下地となる構造用合板の施工が進んでいます。
構造用合板の施工は、 筋交いなどの施工に比べ、技術的なことはそれほど要求されないため現場まかせにしている建築会社が多いのではないでしょうか。しかし安定した剛性やその耐力は、釘を伝達して発揮されるため、釘の打ち方が耐震・耐風性能を左右する重要なポイントとなります。
構造用合板は適切な種類の釘(CN50かN50)を、適切なピッチで打つ事で初めて安定した抵抗力を発揮します。写真は南棟平屋部分の南端の掃き出し窓の開口部です。耐力壁が構造図と仕様の通りに施工されているか確認しています。