海を望むスキップフロアの家〜ステンドガラスとJパネル〜
「晴海ヶ丘」のH様邸の現場です。施主様支給のステンドガラスをお預かりしました。ケイム(断面がHの形をした鉛線)組の可愛い花模様のステンドガラスです。どこに付けるかは後々のお楽しみ…ということで。建築をご予定のオーナー様でステンドガラスの設置をご検討の方は、ご相談ください。
さてこれは何でしょう?ドアにしては小さいし、収納扉にしては大きすぎるし…
実はJパネルという部材で、乾燥させた杉板を繊維方向にくっつけ、三層構造にした杉パネルです。単なるムク材とは違い、乾燥による狂いが少なく厚みが36mmもあるため強度に優れています。そのため構造用合板とフローリングを兼ねた使い方ができます。写真は2階床のJパネル施工風景です。木目がきれいですね。
サッシの内側に見える斜めの部材は構造用の筋交いです。仕上げとして、あえてこのまま見せます。一般的にこういうコーナー部分は耐力壁にしてしまいがちですが、筋交いを現しにしてFIX窓を設けることで広く開かれた視界を確保でき、眺めのいいリビングになります。
中間検査と瑕疵担保保険の検査も無事、完了しました。