I様邸・基礎コンクリート打設
I様邸の高基礎スラブの生コン打設風景です。スラブとは本来、英語では石版、箪笥の背板など様々な板状のものを意味します。建築では床構造を構成し面に垂直な荷重を支える板の事を差し、一般的に鉄筋コンクリートで作られたものをスラブと言います。下階がある場合は、上階と下階の間が床スラブとなり、I様邸のように下階がない場合は、基礎の最上部に打設される基礎スラブとなります。
ミキサー車から生コンをポンプ車へ移し、ポンプ車に搭載されたポンプで生コンを吸い込んでいきます。吸い込んだ生コンは、ポンプ車のブームに付いている管の中を通って送られます。
バイブレータで遊離水・空気などを抜き、コーナー部や鉄筋と接する部分へコンクリートをしっかりと流し込み、締め固めます。
写真の左手前から右手奥方向にL字型に伸びる部分がバルコニースぺースで、型枠を組んだ立ち上がり部分が建物となります。一定の養生期間をおいた後、いよいよSE構法による建て方がスタートします。