丹波ワイン
- 2013年6月10日
- 【カテゴリー】 のぞみ坂
今回は、「のぞみ坂」から、お車で10分あまり(9.6km)のところにある、丹波ワイン様をご紹介します。
丹波ワインは1979年の創業で、照明器具メーカーの故黒井社長が、海外でワインの美味しさに感銘を受け、そのワインを日本へ持ち帰ったのが始まりだとか。ところが海外で飲んだワインを日本で味わうと何かが違うと感じたそうです。そこで今まで勤めてきた会社を辞め、京都の食文化に合うワイン造りを目指し、丹波で日本酒の酒蔵を借りてワイン造りを始めました。
丹波は昔から丹波黒豆、丹波栗、松茸、京野菜、豚など京料理の食材を数多く産出する「食の宝庫」として京都の食文化を支えてきました。その土壌とともに、昼と夜の気温差が非常に大きい事が葡萄栽培にとってメリットだったそうです。この気温の差が大きいほど糖度の上がる果実は品質の良いものが出来るのだそうです。
世界的食品コンテスト・モンドセレクションで1983年から6年連続の金賞受賞を果たしています。また2000年以降も、世界中から約5,000本のワインが参加するチャレンジインターショナルデュヴァンや、仏ブルゴーニュで行なわれる国際ワインコンクール・シャルドネデュモント、国産ワインコンペティション等でも銀賞を受賞。アメリカ、上海、シンガポール等へも輸出しているワイナリーです。
最近はワインのほかに、地場の野菜を使った丹波ピクル酢や、野菜と鶏のソーセージなども人気だそうです。また「ナイアガラ柚子スプリッツア」という新製品が、6月7日(金)から発売されています。ナイアガラという品種の葡萄と柚子果汁を使ったスパークリングワイン。これからの季節にピッタリですね!!
※掲載写真はすべて、一昨年の秋に取材撮影させて頂いた時のものです。
この週末は、丹波ワインの農園・ワイナリー見学はいかがでしょう?
●丹波ワイン http://www.tambawine.co.jp/index.html
●「イングランドヒルズのぞみ坂」 http://www.nozomi-zaka.com/