T様邸、外壁仕上げ工事
「晴海ヶ丘」T様邸の外壁仕上げ工事の模様です。建物の外壁に紫色のテープを張っているのがわかると思いますが、これはサイディングの目地(継ぎ手部分)や、サイディングとサッシとの接合部に、防水の為のコーキングを施すための目印です。
最近のサイディングの高い基本性能は、前回のブログ(5/4)で書きましたが、コーキング材自体は、紫外線や雨、気温の変化などの影響で劣化します。経年劣化により、柔軟性が失われて破断したり割れたりして防水能力が失われます。
サイディング本体がいくら高い基本性能を持っていても、目地のコーキングが劣化してしまうと、外壁内部へ水が浸入しサイディングボードが吸水する事によりボード自体の寿命も短くなってしまいます。建物の立地、地域や自然環境など条件により劣化の速度は異なりますが、建築して一定期間を過ぎたらコーキング目地の打替えが必要です。
軒天とサイディングの接合部もコーキングを打ちます。