ランタサルミログハウス、まもなく竣工です。

姫路、K様邸のログハウス施工の現場です。内部造作工事もほぼ終わり、竣工に向けて仕上げ作業に入っています。

ログハウスの場合は、構造材から内装材まですべて同じ木を使って仕上げます。オールパインの内装は木の香りにあふれ気持ちがいいです。パインは日本語で松を意味しますが、パイン材とは欧州赤松と呼ばれる北欧産の松のことです。ランタサルミはすべてフィンランド産パインを使用しています。

パイン材は柔らかな木目、スギと同程度の硬さ、そして加工がしやすいという特長があります。年月が経つと白っぽい黄色から、味わい深い艶やかな飴色に変化します。革製品や天然木の家具、職人手作りの道具、あるいは住宅も…本物は使い込むほど味が出てきます。

国土が狭く資源が少ない日本では、古くから物を大切にしたり、代々受け継いだりする文化がありました。「もったいない」という言葉にその伝統が表れています。モノ作りにたずさわる者として、大切にされ、受け継がれて行くような住まいづくりを目指したいと思います。

トイレもゆったりとしたスペースを確保しています。手洗い収納は扉の取付を待つのみです。

実はこれらの写真は10日以上前に撮影したもので、現時点ではもっと工事が進んでいまして、お引き渡しは4月末です。竣工写真はまたあらためてアップさせて頂きます。