淡路夢舞台の建物

これらの写真は、淡路島の淡路夢舞台にある安藤忠雄氏設計の建物群を撮った
ものです。一見、西洋の城や要塞などの石造りの建物の重厚感にあふれた
たくましい建物ですが、ガラスなどで日本の障子などに見られる光の使い方を
採用していて、和空間のような趣もあります。

よく見ないとわかりませんが、水盤の底には貝の殻を埋め込んでいます。
廃棄される貝殻のきれいなものだけを何万枚も選別して、使用したようです。

建物はちょっとした工夫とアイデアでおもしろくなりますね。

これは小さな滝、目と耳をなごませてくれるアイデアです。
建物は造る人の「思いひとつ」でどのようにも変化します。それが建築の一番
面白い所ではないでしょうか。我々もそういったこだわりを持っておもしろい建物
を造っていきたいと思っています。