スペインの共同住宅
- 2009年9月3日
- 【カテゴリー】 アイデア・発見
前回、スペインの別荘その1でVillaを少し紹介しましたが、
今回は、少し面白い共同住宅のアイデアをご紹介いたします。
この共同住宅は傾斜地を削って建てているのですが、
アプローチに長い橋を渡し建物に入る様になっています。
この考え方は、我々が分譲している“晴海ヶ丘”の傾斜地にも使えるヒントです。
バルコニーの隅の小さな空間に外部階段(廻り階段)が設置されています。
これは、屋上に上がる役目を果たし上下空間を移動できるようになっています。
(外部からは、ちゃんと目隠しのフェンスもさりげなくデザインされ、不安感も払拭されています。)
部屋から屋上に上がる階段を設けるとなると、ペントハウスなどが必要になり、
スペースと結構なコストがかかってしまいます。ベランダならペントハウスは不要です
屋上に上がるとこんな風にプライベート空間が広がります。
ワイン片手に日向ぼっこと読書でもすれば、癒しな気分を手に入れられそうです。
あまり呑みすぎると階段から落ちる可能性もあるので、ほどほど程度に・・・・
何気ないアイデアですが、狭い住空間を縦方向にうまく使った好例だと思います。
ぜひ、傾斜地で別荘をお考えの方、こんな空間を作ってみましょうよ・・・
この屋上から大きな空を眺め、大きな深呼吸をすれば、
明日への活力倍増間違いなしです。