ランタサルミ、外壁施工。

姫路のランタサルミ・ログハウスの現場です。2階部分の外壁の施工風景です。1階のログ組部分と2階の敷目板(しきめいた)が張り進み、ログハウスらしい外観デザインになってきました。

下の写真は、下から軒天を見上げたところです。パイン材を一定間隔に重ね、敷目板張りにしています。重ねた部分に隙間が見えますね。この隙間部分が吸気口となります。

写真では少しわかりにくいのですが、パイン材の断面は、水切れをよくするためテーパー状に内側を斜めにカットしています。

また耐久性などを考慮して、外壁に使う板は木肌にあえて鋸目(のこめ)を残した方を表面に使います。なぜならログハウスの場合は外壁の仕上げに、耐久・耐候・防虫等のための塗装を行ないます。その塗料の吸い込みが鋸目の方が良いからです。

上から見ると通気層内部がよくわかります。透湿防水シートの上に横胴ぶち、その上にパイン材の敷目板張り。機能性とデザイン性を両立しています。

2階ホールから見たところです。手前左が吹抜け、手前右側と、奥の左右が寝室です。木の香りに包まれています。

南方向からのアングルが“男前”なログハウスです。招き屋根と切妻がログハウスの外観を印象的なものにしています。