Mz様邸、上棟しました。
「晴海ヶ丘」にて建築中のMz様邸の棟が上がりました。棟札も上棟年月日、建築主などを書き、一番高い棟木に取り付けました。棟札は施主様が南あわじ市のおのころ島神社にて祈祷してもらったものです。
棟札には、築造の年月日や施主の名前などが書かれるのが一般的ですが、古いものになると他の事を詳細に記したものや、絵柄などを記した棟札もあるのだとか…。日本で最も古い棟札は、岩手県中尊寺にあるもので1122年、今から約900年も前のものだそうです。民家では奈良県五條市にある栗山家が現存する最古の町家で、1607年の棟札が残っているそうです。
古い寺社や民家などから、解体・修理の際に棟札が発見されることがあり、その建物にまつわる事柄以外に、その地域の歴史や文化に関する重要な歴史的史料となる場合もあるようです。そのうち、家族全員の寄せ書きやイラストなどを描いた新しいスタイルの棟札が登場するかもしれませんね。先駆者となる方、どなたかいらっしゃいませんか?
Mz様邸は垂木の施工も完了し、今後は屋根工事や外壁工事に取りかかっていきます。以前に当ブログでご紹介させて頂いた、建築模型の形に段々と近づいてきました。