ログ部材、到着。
- 2012年12月9日
- 【カテゴリー】 建築日誌
ロータスカンパニーが先月から姫路の現場で施工を開始しているログハウスの部材が、はるばるフィンランドから到着しました。 10トンの大型トラック2台と8トンのユニック1台で搬入、12トンクレーンで部材を仮置き場に荷下し。そこから建築現場までは3トントラックに積み替えてピストン輸送で搬入しました。さっそく基礎上に土台材を敷く作業です。1段目のログ(シルログ)を積む前に、防蟻・防腐処理を施した土台材を敷きます。当日はみぞれと雪が散らつく中での作業でしたが、無事終了しました。
さて、ここで少し当社が代理店を務める「ランタサルミ」の紹介をさせて頂きます。ランタサルミのログ材は、北欧・フィンランドの厳しい気候で育ったフィンランドパインです。製材から加工・出荷まで、日本の気候・風土・環境に合わせた独自の基準を設け、品質の維持と向上に努めています。
ログのサイズは114mm厚(LM114)と134mm厚(LM134)のラミネートログを標準とし、LM114以上のログ材は防火認定を取得しており、準防火地域にも対応しています。ラミネートログは歪みや割れ等が丸ログに比べ少ないので住宅建築に非常に適しています。
建物を支える根太や垂木などの重要な構造部分も、ランタサルミはフィンランド産パインが標準仕様(ダボは白樺)。さらに各パーツごとに木のボリューム感を味わえるのもランタサルミならではの持ち味です。一般的な規格より厚い28mmの床板をはじめ、構造材からケーシング(窓やドアの額縁)などの仕上げ材まで、ワンサイズ上の部材を使う事で、住まい全体にゆとりや構造美を演出しています。上棟は12月下旬の予定です。次回は上棟の模様を報告いたします。