古き良きもの

私の愛用の椅子、イームズアームシェルチェア。
1953年~54年までのたった2年間しか製造されなかった
2ndモデルと思われます。

この椅子を生み出した、チャールズ&レイ イームズ夫妻の
思想には「気安く買えて、軽くて頑丈で日常に役立ちながら
それでいて美しいものという考えがあった」とのことを、ある
雑誌で見たことがあります。

半世紀以上も昔の椅子が今もなお使われているのは、何より
この美しいデザインが、今の時代にも受け入れられているから
ではないでしょうか。

同じく物作りをする立場として、耐久性の向上にとどまらず
次世代にも受け入れられるデザイン性の向上にも努めて
いかなければと、しみじみと教えられた気がします。