ログハウス
- 2012年10月15日
- 【カテゴリー】 建築日誌
久々のログハウスです!!ログハウスはやっばり面白い!!
すみません、ちょっと興奮気味です。ご存知ないかも知れませんが、元々ロータスカンパニーはログハウスの設計・施工がメインでした。ここ数年は在来工法やSE構法など多岐に渡っていますが、ログハウスにはログハウスの設計の楽しさがあって、なかなかいいものです。
木造丸太組構法というのは、ある意味で原始的な構法と言えます。日本にログハウスが初めて輸入されたのは1972年。ほんの40年前ですから、それほど昔のことではありませんが、北欧・北米では厳しい自然環境のもと、そこに住む人々の生活の知恵として生まれ、古くから愛されてきました。日本でも木造建築は太古の昔から盛んでした。たとえば、奈良・東大寺の正倉院などは日本風のログハウスといえます。建築されたのは今から1,200年も前のこと。40本の丸柱に支えられ、壁は三角材を井桁(いげた)に組んだ校倉づくり。その中に収められている宝物の保存状態の良さで、ログハウスがいかに優れた木造建築であるかが、よくわかります。
一時期のブームが去ったとは言え、今でも本物志向を求める方々の間ではログハウスに根強い人気があります。私達、日本人が昔から培ってきた木の文化や日本の風土と近いからかも知れませんね。ところで、今回のログハウスは、すでに地鎮祭も終え、地盤改良工事も完了しました。
完成は来年の春頃の予定です。今から楽しみです。当ブログでもその進捗状況や、ログ組の舞台裏をお伝えしますので、ログハウス好きの方は必見です!!